くまのパペットで思い出した、フランスのギニョル。
パリに次いで人口の多い街、LYON(リヨン)。
リヨンは絹織物の中心地として栄え、世界文化遺産に指定されている旧市街や、サン=テグジュペリの生誕地として有名です。
ギニョルはリヨン出身のLaurent Mourguet(ロラン・ムルゲ 1769-1844)が作り出した人形劇のキャラクター。
人形劇の内容はといえば職場の人間関係や家庭内のいざこざ、町の話題などを扱い、庶民の娯楽となりました。
そのうちに、ギニョル=人形劇という名詞にまで発展したのでした。
いまでも数箇所、ギニョルの美術館や博物館があります。
曜日によってはpard de la tete d’or(テットドール広場)で実際にギニョルの公演を見ることができるそうです。
この独特な表情、一度見たら忘れられません。
パリでも広場の催し物でよく看板が出ていました。
子供たちにも大人気です。