アルファマの泥棒市

ポルトガルの首都リスボンで、最も古い町並みを残すと言われるアルファマ地区。
狭い路地を古めかしい市電がゴトゴトと走っていく。
階段に腰掛けて話し込むおじいさんたち。
長い歴史を持つ教会の裏手では蚤の市。
毎週火曜日と土曜日に立つ蚤の市『Feira da Ladra』。
訳すると『女泥棒の市』だそう。
盗まれたものが並んでいるのだとか…
アルファマの蚤の市 本当かどうかはさておき、ごちゃごちゃとしたがらくた感はNo.1!
かわいらしいおばあさんのお手製レースから、何に使うかわからない電気系統のコード、アズレージョばかりを扱うおじさん、高そうな骨董まで。
なーんでもあり。
ポルトガル語しか話さない人がほとんどなので、自然、会話はジェスチャーです。
通じます。驚くほどに。
こういう掛け合いがまた、蚤の市の楽しみのひとつなのです。
付近を散策すると、リスボンの人の日常が気になってくる、下町・アルファマです。
土曜の市は、人も多く、スリが多発するようなのでご用心を。
ポルトガルのミニタイル *ポルトガルのミニタイル
01 : はくちょう
02 : いかり
03 : とり
04 : ぶどう
とりの洗濯バサミ *とりの洗濯バサミ
《アルファマの泥棒市》
ポルトガル・リスボン
市電28番線『Igreja de São Vicente de Fora(サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会)』下車 徒歩5分。
サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会とサンタ・エングラシア教会の間のサンタ・クララ広場にて、火曜日と土曜日、10:00 – 18:00頃。


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