ポルトガルのイワシのはなし

「ポルトガルに行ったら、何を食べるべきか」
という問いに、皆口を揃えてこう言うのであった。
「鰯だよ、もちろん」
ポルトガル、特にリスボンの周辺では、街角で港で、炭火焼の鰯を露店で売っているところが多い。
街中に立ちこめるいい匂いとモクモクの煙。
ふらふらと引き寄せられます。
ポルトガルの魚介類の消費量は、日本に次いで世界で4番目に多いのだそう。
その筆頭は「バカリャウ」という、タラの塩漬けを使った料理。
1年365日分の調理法があるらしい。保存のための塩漬けですね。
鰯(sardinhas)も保存の効くよう塩漬けにされて缶詰に。
スーパーにいくとアンチョビ(塩漬けの鰯)やオイルサーディン(油漬けの鰯)がたくさんあります。
この本はそのサーディン(いわし)を使ったレシピをたくさん紹介しています。
なので表紙に、料理と缶詰が並んで写ってます。
おいしそうです…。
*ポルトガル料理の本


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