ポルトガルのアズレージョ

羊のタイル アズレージョってご存知ですか。
ポルトガルの絵付けタイルです。
15世紀にスペインから渡ってきたこの芸術。アラビアの影響を多いに受けているそうです。
他の美術品と同様、時代によって流行りの色や模様があります。
教会や宮殿など宗教に関する絵から、幾何学模様までさまざま。
装飾美術としてだけでなく、一般家庭の温室保温効果などもあり、ポルトガルの歴史とともに今もなお、その歴史を刻んでいます。
リスボンの街を歩くと、教会から家の外壁、地下鉄の構内までアズレージョで飾られていました。
カラフルなもの、単色のもの、工事中の新しい壁からボロボロに崩れた壁までさまざま。
カメラ片手に散策していると、あっという間に日が暮れていました。
そんなアズレージョに魅せられて、タイルが気になりだした頃、フランスで見つけた羊のタイル。
あまりの怪しさに目をうばわれました。
宗教との関連も強い羊。前の持ち主もお部屋に飾っていたのでしょうか。
*羊のタイル


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