2019.11.16(土)
旅3日目。
今日はくもり、蚤の市へ。
宿の近くのバス停から、Vanvesまでバス一本で行けそうだ。
今しがたバスを見送ってしまったから、当分こないなー。
秋の終わりから冬へ。
落ち葉が濡れたアスファルトに貼り付いている。
久々にヴァンヴの蚤の市へ。
Porte de Vanvesの駅から来たら蚤の市の入り口なのだけれど、右手にある広場まで少し広がっていた。
代替わりしているお店も多かった。
知ってるムッシュもマダムも少なくなってた。
足元から冷気が上がってくる。
2周ほどしてほんの少しの良いなと思うものを購入。
さて、パリの南の端から、北の端へ移動しますか。
まずはトラムの駅へ。
ちょうどトラムが来た!と慌てて乗り込んだ。
満員で、扉のあたりが混雑している。
前に立ってたお兄さんが、「マダムこっちこっち」と奥に通してくれた。
と思ったらシャチョウは通さず。ふたりの間にお兄さんが立つ感じ。
扉付近の混雑に巻き込まれているシャチョウ。
ふた駅で乗り換えるからもう少しがんばって。
次の駅に到着、出発の扉が閉まる直前に、お兄さんが慌てて駆け降りていく。
ん?
とはいえ身動きはあまり取れず。
乗り換えの駅に着いたら、たくさん降りていく。
前を歩いていたわたし、シャチョウの姿を探すと、少し後ろの方で変な動き。
ポケットガサゴソ。
ん?ん〜〜!
携帯電話をスラれました。。
どうやらジャケットの下に仕舞っていたカメラにばかり気を取られ、携帯をうっかりポケットに入れたままにしていたことを忘れてたらしい。
ひと通り探したものの見つからず、すぐに機能をストップしてもらおうとわたしの携帯で日本に電話してみたものの、海外用のフリーSimを入れていたため繋がらず。
道端でSimカード入れ替えるのもなぁと、とりあえず宿に戻ることへ。
くー!あの兄さんやりよったな!
宿へ戻ってSimカードを入れ替え、電話。
そのあと警察へ行こうか迷ったものの、わたし今口の中が痛くてまともに話しできないし。
パスポートやカードなどは無事だし、思いつくあらゆるパスワードを変更して、諦めることにした。
きっとあの兄さん(もう「お兄さん」とは言わない)、高値で転売するんだろうなー。
後日知り合いの方に聞いたら、パリに住んでる人でもスラれるし、取り返そうと追いかけて、大怪我した人もいたとか。
身体は無事だったのだから良しとしよう。
本人悔しそうだったけど。
気を取り直して!クリニャンクールの蚤の市へ。
カメラは宿に置いていく(笑)
わたしも斜めがけのカバンをコートの中に仕舞う。
蚤の市に着いたら、とりあえず腹ごしらえ。
オニオングラタンスープ。
ブフ・ブルギニョン。
暖まりました。
クリニャンクールの蚤の市は広くて、何度も同じところを回るのは無理。
よく覗くお店、ひとつひとつ丁寧に。
でも結局何も買わずに宿へ戻る。
ちょっと休憩して再び外へ。
ひと駅歩いてDenfert-Rochereau駅へ。
駅前に人だかり、何かと思ったらGilets jaunesのデモ。
みんなただ練り歩いているだけかと思った瞬間、目の前でバットで信号機を破壊。おぉ..
メトロとRERを乗り継いで友人宅へ。
RER A線の車内からNation駅のホームの写真。
RERは大抵行き先が分かれているので要注意、車内の路線図、止まる駅が光っているので分かりやすい。
3年ぶりの再会!
近況を報告しあって、拵えてくれていたごはんをみんなで食べる。
この日のメニューはパネ(Panais:古くからある野菜、白い人参みたいな見た目、甘みが強く濃い味)のスープ、ほうれん草のパスタ・セップ茸のクリームソース、チーズフォンデュ、レモンケーキ。
すごいすごいすごい!ご馳走やん!パスタまで全部手作り。
美味しくて食べるのに必死で、写真を撮り損ねた。
またね、来年も来るからね、と帰路に着く。
今日は何やらいろいろあったな。
ということで、昨日と打って変わって写真少なめの一日でした。
帰りの電車の中でウトウトしかけたが、帰り着くまで何が起こるかわからん!と必死で目を開けてた。
明日も蚤の市へ行く予定。
無事に過ごせますように。