2019.11.15(金)
旅2日目。
雨。
今回の宿は朝食付きだった。
いつもなら外のカフェで食べたりするけど、このとき口腔内は口内炎だらけ。
食べるの痛い、話すのも痛い、の状態。
それならゆっくりと、食べられるものだけ選んで食べたほうがいいよね、と宿の朝食を。
オレンジジュースも果物も染みる、パンもそのままでは食べられない。。
ふやかしたシリアルを時間をかけて食べる。
さて、今日は行きたい展示がありまして。
目的地まではメトロを数回乗り換える。
どのルートで行こうか、と考え、思い付いた!
まずは宿の最寄りの駅で、「Navigo Easy」を調達。
数年後に紙のチケットが廃止になるパリ。
定期などのNavigoはこれまでもありましたが、旅行者が使えるカードが登場していました。
Suicaなどのように「いくらいくらチャージして使う」というものではなく、1回券や回数券(カルネ)などをチャージするタイプ。
これって便利なのかな?よく分からない。紙のチケットがなくなるのはエコなのかもしれないけどなんか寂しいね。
ちなみに窓口でのみ販売とのこと、カードの代金は2ユーロ、ついでに回数券もチャージしてもらう。
6番線からならエッフェル塔見える〜。
メトロと言えど6番線は半分くらい地上を走る。
セーヌに架かるPont de Bir-Hakeim(ビル=アケム橋・ビラケム橋)に差しかかるところ。
このあたりも大使館多く、エッフェル塔の横に見えるのがオーストラリア大使館、見えにくいけど、その隣のガラス張りの建物がパリ日本文化会館。
メトロの最寄り駅から少し歩くのですが、今日は雨。
出口でいそいそとPOSTALCOのレインケープを被る。
買い付けの旅では大抵リュックを背負っているので欠かせないアイテムです。
はぁしかし寒い!
初めて来たよ!FONDATION LOUIS VUITTON。
でっかい!
駅から徒歩で来たら、建物の向こう側にチケット売り場が。
3列に分かれて、チケット持っていない人・00分の予約の人・30分の予約の人となっている。
何時に来れるか分からないからいつもオンライン予約はしない。
左端の列に並ぶ。
あ・め・が・つ・め・た・い・さ・む・い
しばらく待つと00分の予約の列が進み出し、続いてチケットなしの列も進み出した。
手荷物検査を受けて、窓口でチケット購入。ようやく中へ。
『Le monde nouveau de Charlotte Perriand』
シャルロット・ペリアンの大規模な展示。
2フロアに分かれている。
「La Mauson du jeunu homme,Exposition universelle de Bruxelles,1935」
「La Maison de la Tunisie,Cite universitaire,1952」
この日の写真の量と言ったら!
日本に滞在していた時の作品もあるし、本当に全てが見どころ、という感じの展示。
広い展示室、ゆっくりと時間をかけて見る。
ボリュームがすごすぎる。
ルイヴィトン財団美術館、設計はフランク・ゲーリー。
遠くに見えるのはラ・デファンスのビル群。
ブローニュの森の中に建っています。
お天気良ければ景色も良かったことでしょう。
美術館の喫茶室好きとしてはここで食べたかったのですが(お腹も減ってたし)、入るのに行列。
断念して外へ。
もうすでに15時ごろ。
駅前のカフェで軽く食べて、メトロに乗って移動。
カフェの窓から外を眺めていたら、雨が雪に変わっていた。
火災にあったノートルダム大聖堂へ。
フェンスで囲ってあって、広場にも入れない。
横から。
とても冷たい雨の降る日、敷地内には入れないけれど、それぞれがそれぞれの想いで大聖堂を見に来ていた。
寒すぎて宿に戻る。
疲れ果て、早い時間に就寝。
明日は土曜日、蚤の市です。