2018.06.29(金)
旅3日目。
6時前に起床。
昨日買ったライ麦パンとハムとチーズで朝ごはん。
最寄りのトラムの駅。乗り換えなしで中央駅へ行ける。
朝の3時台から走ってるからすごいな。
Berlin Hauptbahnhof(ベルリン中央駅)。地上3階地下2階の大きな駅。
開放的な空間。
地上と地下にホームがあるので、乗る電車がどの階から出るのか右往左往。
電車内。この、テーブルと肘掛が木製なのが良い。
うとうとしてたら目的の駅に到着、1時間半くらい。
駅前で自転車を借りられる、と調べていたのですが、工事中でインフォメーションセンター自体見当たらない。
うろうろしてみるも、レンタサイクルらしいものがない…
とにかくひとつ目の目的地は駅から徒歩5分なので、歩いて行くことに。
興奮〜!
今日の大人の遠足はDessau(デッサウ)の街。
Bauhaus Dessauの見学に。
今日は金曜日、週に1度の英語のガイドツアーがある。
(ドイツ語では毎日2回)
チケット売り場で申し込みをして、先に見れるところを見て回る。
今開催中の企画展。
『Carl Fieger. / From Bauhaus to Bauakademie』
カール・フィーガーの展示、看板がもうかっこいいわ。
この企画展と、地階のコレクションを見て外へ。
Walter Gropius.
青い空に映える。
ガイドツアーが始まるまでうろうろと。
思うに、ガイドツアーなしでは見学できる箇所がすごく限られている。
金曜日に来てよかった。
英語のガイドツアーはいろんな国の人がいた。
学生さんの団体も。
結構な人数。
英語はほとんどわからないけど、できるだけがんばって聞き取る。
企画展、コレクションは撮影不可、ガイドツアーで回るところは撮影可。
感動しながら耳を傾けて写真撮って忙しかった。
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満腹感。
機能的な細かい作り、全体のボリューム感、なのにまとまってる。
いやーすごい。
ちょっと放心、お腹減ったので建物内のカフェでランチを。
半地下の空間、席から見えた景色も良い。
徒歩で行けるマイスターハウスの見学へ。
こちらのガイドツアーは申し込みせず。
工事中のところもあったけど、4つくらいは見れた。
マイスターハウス横のKIOSK、週末のみオープン。
壁の内側。
Dessauの町自体が見所、本当はレンタサイクルを借りて川沿いのKornhausやTörten Estateのエリアも行きたかったのだけど、全くもって時間が足りない。
はじめに訪れたBauhausbautenは宿泊もできるので、もしまた来られるなら、1泊して町も楽しみたい。
今日は暑くて暑くて。
歩くだけでも体力消耗。
帰りにもう一度カフェに立ち寄って自家製レモネードで一服。
そろそろ電車の時間。
Dessau駅、味のあるホームの屋根。
チケットは日本からネットで購入済み、乗る予定の電車が来るのを待っていたのですが…
来ない。
しばらく待つと電車がホームに到着、でも行き先表示が違う。
降りてきた車掌さんが何やら怒鳴ってる。
同じ電車を待ってた人たちも慌て出した。
なになになに、なにが起こってる?
みんなが移動しだした。
聞いてみると、向こうのホームに行けという。
どのホームも掲示板は変わらずで、どの電車がベルリンへ行くのかわからない。
ついて行ってみるも、みんながどの街まで行くかわからないし、ベルリンに行くとも限らない。
移動したホームでしばらく待っていたら電車が来た、しかし行き先はやはりベルリンでない。
いろんな人を捕まえて聞いてみると、これはベルリンには行かないよ、と言われ、職員さんに聞くと元のホームの番号を言われる。
乗って間違っていたら怖い、と電車に乗らずに見送ってしまった。
ほとんどみんな乗って行ったので、やっぱりあってたのかも…と不安になる。
静かな駅になった。
結局わからぬまま、ホームを降りてインフォメーションへ。
持っていたチケットを見せて、ベルリンに行きたいのだけど、電車が来なかったと伝える。
おばさま、なにやら調べて、1時間後くらいの電車に乗って、Lutherstadt Wittenbergで乗り換えて帰れとのこと。
ホームに戻るも、言われた電車もなかなか来ない。
向かい側の、ベルリン行きの電車が出るホームの掲示板を見たら、直行便があるはないか。
もう頭の中は???だらけ。
もう一度インフォメーションへ戻って、おばさまに、あの直行便では帰れないの?と聞くと、困ったように必死に話してくれてる、ドイツ語で。
全く理解できず、お互いにどうしよう…となっていたら、おばさま、ピンと来たらしく、
「ファイヤー!」
と言った。
は!そうか、ベルリン行きの途中で火事があったようで、そこを避けないとどこにも行けない様子。
なるほど!わかった、ありがとう!
と言って、教わったホームに戻る。
どうやらホームの案内掲示板はダイヤどおりの表示のままのよう。
しかし待てども電車は来ない。
でも原因がわかっているので、いろんな路線で遅延が起こっているのだな、と気長に待つ。
ようやく来たローカル電車に乗って、Lutherstadt Wittenberg駅へ。
どれくらいで到着するかも分からないから、電車内の案内(最新式のようで、あと何分でどこどこの駅、と全部出ていた)を凝視していた。
途中何度も停止する。
Lutherstadt Wittenberg駅。
はじめに聞いていた乗り継ぎの電車の時刻はとうにすぎていて、どれに乗ったらいいのか分からない。
駅舎に人もいないし、どうしようか。
ホームの掲示板にはICE(Intercity-Express、言えば新幹線みたいなもん)しか出てなくて、これも随分と遅い時間。
持っているチケットはICEのものではないから、きっと超過料金か正規料金払うことになりそう、と思いながら、もう待つのも疲れたので乗り込む。
検札の人に事情を説明してみたものの、やはりダメ、ベルリンに着いたら前のチケットを払い戻ししてもらいな、と言われた。
(保険かけてないし、払い戻しできないチケットだったので諦める)
さすがに速い、ICE。
40分でベルリンに到着。トラムに乗り換えて宿へ。
予定より3時間遅れて帰って来た。
しかし、地理が少しでも分かっていたら、もうちょっと早く帰って来れたのだろうなぁ。
パスタ作って簡単にごはん。
明日は蚤の市、4時前には起きなければいけない。
というか、こんなだったらデッサウ泊でそのまま行けばよかった(明日の行き先、方向一緒)。
はぁつかれた。