2017.06.08(木)
旅14日目。
5時半起床。
身支度を整えトラムに乗って中央駅へ。
今日は電車に乗って違う街へ行く。
ヘルシンキは小雨、肌寒い。
長袖を2枚重ねてコットンのコート、巻物。
駅に着いて長距離列車のチケットを購入。
コーヒーと、カレリアパイも。
奥に見える、猫ちゃんの電車に乗って行く。
外はずっと雨、着く頃には止んでいて欲しいなぁ。
電車内はWifiもある。
目的地へは約2時間で到着。
暗くて寒いけれど、雨は降っていない。
到着したのはここ、旧首都 Turku(トゥルク)。
もうひとつの「Abo(オーボ)」はスウェーデン語の表記。
ものすごく大きな駅舎。
さてさてまずは、目的の場所へ。
市内の交通はバスが主流のようですが、徒歩でなんとか行けるところまで。
『Luostarinmäen käsityöläismuseo(ルオスタリンマキ手工芸博物館)』
ヘルシンキ郊外にある野外博物館と似た感じの、フィンランドの古い建物の並ぶ博物館。
昔の手法で伝統的な「ものづくり」を再現している場所、とでも言いましょうか。
好きなんですよ、こういう場所。
子どもたちが社会見学で訪れるような場所。
こういった古いお家や工房、いくつかは中に入って見学が出来る。
玄関前の箒。
いろんな家の玄関先にあったけど、魔除けのなんか、ではないと思うよ。箒。
屋根には白樺だと思われるの木の皮。
そこに藁が敷き詰められて、雑草やらなんやら生えていた。
瓦屋根の家もある。
糸を紡ぐ機械。
織物やさんかな。
レース編みの小さなカーテン。
活版印刷所。
おじさん、黙々と版をひろっていってた。
船乗りさんの家。
漁に使う道具がいろいろと。
こういう古いパーツ、使い方とか、勉強になります。
そこにあった、丸い物体。
家にいたおじさんに聞くと、パンだって。
調べてみると、レイカ・レイパ(reikä leipä)という、フィンランドの主食のライ麦パンだそう。
ミュージアムショップで売っていた、フェルトでできたこのパンの形の鍋敷きがかわいくて、友人へのお土産に。
看板屋さん。
靴屋さん。
開いていなかったけど、陶芸の工房。
壁に付け髭ずらり!
窓の細工も良い。
こんな中庭素敵すぎる。
これは木工所だったかな。
日々の道具も。
19世紀の仕様のショップ。
飾られていたガラスは非売品。とても素敵だった。
興奮して写真も多め(これでも随分端折ってる)。
アンティークショップを目指しつつ、街を散策。
大火や戦争で焼けて、古い建物はあまりないと聞いていたけど、木造の素敵な建物も。
トゥルク大聖堂。
お腹が減ったのでどこかでごはんを、と思っていたら市場発見。
魚屋さんの一画にイートインのスペースがあって、みんなごはん食べていた。
カウンターに座ってお兄さんの仕事を眺める。
お互い片言の英語で、スープお願い、クリームとクリームじゃないのどっちにする?クリームのふたつ。
こんなやり取り。
サーモンのスープ!
あたたまる。
お腹を満たしていざ。
いくつかショップをまわって買い付けを。
調べていたうちの半分以上は開いていないか全然テイストが違う。
それでも入る、まわる。
街の時計。
インスタグラムに上げたのだけど、数字の回転の仕方がなんか良かった。
ちょうど00分で時間も変わるとこだった。
マップを見てるとこの坂の上に美術館があるそうな。
あの突き当たりがそうかな?
近づくと、えええ、ドワノーの写真展やってる!
やった!調べてなかったけどラッキー!見て帰ろう!
と看板の前まで来てみたら、明日からだった… 無念…
坂の上から。
トゥルクは丘が多くて、坂道が多い。
一本道を逸れるを坂がなかったりするのでおもしろい。
ポートランドもそうだったな。
自転車用のマップの経路は、坂の少ない道をコースにしてたり。
丸いのはバスターミナル。
長距離バスの発着所。
建物も看板のフォントもかっこいい。
学校かな?
さてまた電車に乗ってヘルシンキへ。
2時間、日本にいる同業の方と情報交換いろいろ。
便利な世の中だよなー。ほんと。
車内から。
ホームの向こうに、材木山積み。
ヘルシンキに戻ると大雨。
これはもうどこにも行けぬ、と、梱包材や食材を買って宿へ。
なぜか目が冴えて、夜中3時まで事務作業を。
明日はヘルシンキの街で買い付けを。
美味しーもん食べたいな。