2017.06.04(日)
旅10日目。
ぱらぱらと雨が降る。
予報は一日雨、蚤の市のおじさんたちも、雨なら休むよーと言っていたし、日曜は閉まっているお店も多いし、潔く休みに決めた。
何より身体がお疲れ気味…
ゆっくりと起床、身支度を整えて駅へ。
駅構内にあるこちらのチェーンのパン屋さん(空港にも入ってる)で朝ごはんを調達し、電車でルイジアナ美術館へ向かう。
30分ほどで到着、ここから徒歩。
しとしとと降り続く雨。ひんやりとしている。
ちょうど開館時間だったので、チケット購入に列。
建物や植物を眺めていたらすぐ順番。
HENRY HEERUP.
MAX ERNST.
雨の日の庭の彫刻。
これも良い。
コペンハーゲンにくるとこの美術館は必ず立ち寄りたいところなのです。
思いもかけず、衝撃を受ける作品が展示されているから。
この日、企画展は2つ、市内のポスターなどには、デンマークを拠点に活動する作家の展示ばかり宣伝されていて、実際これを観に来た訳ですが、全然宣伝されていなかったこちらの展示が、もうすごくて。
圧倒されっぱなし。
音や見せ方もすごいのだけど、どこかもの悲しい雰囲気は何なんやろう。
帰国してから美術家の方にこの興奮を伝えたら、日本での展の図録を持っていて貸してもらえた。
日本語で読めるとまた解釈が変わってくる。
子どもたちのための部屋。
GIACOMETTI GALLERY.
常設のジャコメッティの部屋。
ここの造りがとても良くて、わたしにとってはジャコメッティといえばこの空間が思い出される。
寄贈されたPre-Columbian(先コロンブス期)のオブジェが並ぶ部屋。
じっくりと展示を観たあとにはカフェでランチを。
レモネードというかジンジャーエールというか、なんせ苦くて美味しかった。
日曜日のお昼時は席を確保するのも大変。
雨なので屋外の席も使えないしね。
晴れた日は外がものすごく気持ち良い。
帰る前にもっかい観る。
ミュージアムショップで音源やDVDないかと探したけれどなかった。残念。
庭の出口から出ると、海にでる。
靄がかかって暗く寒い海。
雨はさらに強くなっていて、歩いて駅に戻るころにはぐったり。
また電車に乗ってコペンハーゲンへ。
少し宿で休んだら、バスに乗って昨日の続き。
マップ上に出てくる郵便局のマークの場所にいくつか行ってみる。
夕方には晴れてた。
しかしやはりやはり、行けども行けども大きな赤いロッカー(荷物受けとり用の大きな宅配ボックス)があるのみで、オフィスはなさそう。
こりゃ本当に参ったな。。
合間に見た風景。
市内、工事中のところ(しかも人の多いところ)が多いなぁ、4年経っても全然工事終わらんなぁ、と思っていたら、地下鉄を作っているみたい。
これまで2路線あり、中央駅に乗り入れてないので、あまり利用していなかったけれど、今作っているのはサークルラインだそうで、主要なエリアも通っているし、また乗る機会もあるかもなぁ。
2019年開業予定。
宿近くのタイ料理屋さんでごはん。アジアンフード美味しい。
デンマーク料理って何やろ??
今日は一日仕事なし、明日は祝日、スペシャルなマーケット。