2016.06 旅のはじまり

梅雨の晴れ間、先月の買い付けで見つけた青いエプロンをきれいに洗濯しました。
グラスやお皿なども、順番にお手入れをしています。

旅から約ひと月、今年の目標のひとつ、「忘れぬうちに旅の手帖(備忘録)を記す」を達成すべく、はじめようと思います。
(去年の「旅の手帖」の更新がないのはそっとしておいてくださいませ。そのうちしれっと書きます。)

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2016.06.02(木)
旅のはじまり。

手帖の書き出しは大抵、行きの飛行機の中である。
今回の「旅の手帖」は高知のboncoin(ボンコアン)で見つけた黒いノート。
昔から格子の紙が好きで、フランスのノートは格子の紙を使ったものが多く、これもそう。
古いものなので、茶色いシミに剥げた表紙から覗く布、ふわっと香る黴臭さがなんとも良い。
それに、ボールペンの滑りがものすごく良い。
旅のあいだ、文字を書くのが楽しくて仕方なかった。

2016.06 旅のはじまり 早朝。

昨日のうちに用意してはいるものの、毎回そわそわする。
身支度、最後の水やり、戸締まり。
前情報ではフランスはストライキ中とのこと、どうなることやら、行ってみないとわからない。

2016.06 旅のはじまり 高知空港、晴れ。
大荷物を預けてすっきり身軽に。
羽田までの機中は機内誌を読む。いつもの楽しみ。

羽田でトランジット、特に用事がない場合はすぐに手荷物検査してゲートへ。
羽田、手荷物検査終えた後はショップが少なく、どこも行列だった。
トランジットは2時間、スムーズにことが進む。

機内では映画を見始めるものの、ウトウトとして結局どれも最後まで観ていない。
旅の手帖を開いてはスケジュールの確認、滑らかなペンの滑りを堪能。
あっと言う間にCDGに到着。

イミグレの窓口がひとつしか開いていない。
もちろん行列。待つしかない。
これはストライキの影響ではないような。。
CDGの入国審査でいろいろと聞かれたことはない。

荷物も拍子抜けするほどにすぐ出て来た。
税関のチェックもないし、スッと外に。
去年はここで足止めくらって動けなかったのだ。
徒歩で駅まで。歩くと結構遠い。
駅に着いたと思ったら人だかり、不審物のための封鎖。
バスにすれば良かったか… とも思ったけれど、もうめんどくさい。
しばし待つ(20分くらい?)と封鎖解除、チケット買ってRERに乗ったら各停で、大きな荷物が申し訳ないほど邪魔になっていた。

空港から市内へは、RER(電車)でも行けますが、直通のバスも出ているし、タクシーも一律料金になっています。
はじめての人、荷物の多い人などはタクシーでも良いかと。

Gare du Nordについてメトロに乗り換え、Château d’Eauへ。
今回の宿はアパートなのですが、近くのホテルに鍵を受け取りに。
手続きを済ませ、徒歩でアパートへ向かいます。

2016.06 旅のはじまり 宿からの風景。
ずっと雨で晴れ間がなく、寒いと聞いていはいましたが、持ってくる服間違えた?というほどでした。
どんより曇りのパリ。

2016.06 旅のはじまり 今回の宿、部屋の中に階段があって、3フロアに分かれている。
宿選びの条件は多々あれど、買い付けの荷物や梱包のことを考えると、やはり広さが欲しいところ。
狭いともう、イライラして喧嘩が絶えません(笑)
到着するまでいつもドキドキしますが、ここはすごい。
この写真の右手がバスルーム、左手が一度も使わなかった部屋。
この下の階にベッドルーム、階段の下にトイレ、さらに広いキッチン付きのリビング。
やったー。

何やらPCと格闘しているシャチョを置いて、必要なものの買い出しへ。
帰って荷解きして友達に連絡して、散歩がてらごはんを食べに外へ。

2016.06 旅のはじまり
2016.06旅のはじまり サン=ドニ門。
9区のこのエリア滞在するの久しぶり。
洒落た店や美味しそうなごはん屋さんが増えていて良いな。
と思っていたら今日選んだカフェが失敗だった。

しかし寒い。
明日はめずらしく金曜日にやってる蚤の市へ。
友人に会うのも楽しみ。

mo


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