2010.06.06(日)
旅11日目
コペンハーゲン最終日。
なんだか喉の調子が悪い。空気が乾燥しているのか。
昨夜は遅くまで梱包作業。
やはり2箱になりそうだが、箱が足りない。
10時に開く郵便局、11時にはホテルをチェックアウト。
2往復、しかもひと箱は梱包もまだ。
焦るあまり、早く着きすぎた駅構内の郵便局。
さっきホテルのレセプションのおじさんに、嫌な顔された。
今日チェックアウトなのに、まだどこかに行くのか?と。
適度な大きさの中央駅構内。広すぎない。ややこしくない。
ベンチに座って待っていると、アリさんというインド人のおじさんに話しかけられる。
ものすごい訛った英語同士、会話が進むのだからすごい。
アリさんは仕事で日本に行く機会が多いらしい。何回も言ってたのが「日本人は働きすぎだよ」ということ。
だから郵便局で用事を済ませたらカフェに行こう、と。
今、時間がないんだーなんて言ってると郵便局が開いた。
ひとつめを預けてもうひとつ箱を購入。
急いでホテルに戻ろうとしたら、アリさんも郵便局での用を済ませ、外で待ち伏せしていた。
「わたし忙しいの、日本人みたいにねー」と、言っておいた。
部屋で梱包を済ませ、レセプションに鍵を預けにいくと、
「チェックアウトは11時だからね。絶対に守ってね。」とまた釘をさされた。
2度目の発送も無事終了(アリさんももういなかった)。
汗だくでチェックアウトを済ませる。
荷物はホテルに預かってもらい、いざ出発。
ローカル線に乗って30分。
駅からは、手入れの行き届いた庭先の花や、野に咲き乱れる草を眺めながら歩く。
着いた場所は『ルイジアナ美術館』。
ガラス張りの回廊。
作品だけでなく、その建築がまたすばらしい。
主にモダンアート作品。
ジャコメッティの作品も多数。
スクリーンのある部屋にずらりと並ぶセブンチェア。
子どもたちが集うワークスペース。
子ども用のセブンチェア、色とりどり。
カフェのレジもモダン。
ここにもセブンチェアとアントチェア。
落ち着いたカラーで良いです。
カフェスペースは広く、ゆっくりできます。
昼食はサラダ。
山盛りです。
屋外にでてみると、こんな壁。
みなさんテラス席でくつろいでおられます。
むらさきや
白い花。北欧にくるにはとても良い気候の時期だったのかも。
この丸い建物、内側は
このように
なっておりました。陽が差して心地よい。
緑が多く、
海の側。
展示物だけでなく、このロケーションを楽しみに来ている人も多数。
ここでおにぎり食べたいなぁと思った。
海岸は小石が多く、残念ながら作品に使えるガラスは落ちていなかった。
この、エーレ海峡をはさんだ向こうは、スウェーデンなのである。
デンマーク最終日はのんびりさせてもらいました。
コペンハーゲン・カストラップ空港。
これで初の北欧の旅は終了、パリへ帰ります。
もっともっと行きたい場所があったな。