北欧雑貨
北欧雑貨は、北欧の長い冬を快適に過ごすためにデザインされたもの。シンプルだけれども、シンプルだからこそ、デザインの良さが際立つのが北欧雑貨です。
はっと目をひくというよりは、徐々に馴染んでいく。使っていてしっくりとくる北欧雑貨。
スウェーデンのGUSTAVSBERG(グスタフスベリ)やフィンランドのARABIA(アラビア)の食器、デンマークの小さな家具など、日々の暮らしに溶け込んでゆく北欧雑貨を集めました。
FINEL コーヒーポット
フィンランド、 FINEL(フィネル)のコーヒーポット。デザイナーはAntti Nurmesniemi(アンティ・ヌルメスニエミ)。
1957年に発表され、70年代まで作られていました。
FINELはARABIAの子会社Jarvenpaan Emaliのエナメル製品を製造していたブランド名。
FINELの、またAntti Nurmesniemiの代表作とも言える、Pehtooriと呼ばれるポットです。
こちらは容量1.5Lの大きなサイズ。
とても珍しい、底までエナメル加工の施されたものです。
Nuutajarvi ガラスボウル 1340
Nuutajarvi(ヌータヤルヴィ)社製のガラスボウル。デザイナーは、Kaj Franck(カイ・フランク)。
1959年デザイン、1959年~68年 製造。
カラーはイエロー。アンバーほど色が濃くなく、柔らかな印象です。
職人の手によって製作されているためサイズや厚みにも若干ですが個体差があります。
とても薄く繊細な、吹きガラスのボウルです。
iittala ビアグラス 2052
iittala(イッタラ)社製のビアグラス。1963年〜66年 製造。3年間のみという短い期間に作られたアイテムです。
デザインはTapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)。
ラップランドの伝統的な道具、白樺の瘤で作る「Kuksa(ククサ)」をもとにデザインしたビアマグ。
丸いフォルムにちょこんと付いた持ち手が独特です。
職人の手によって製作されているためサイズや厚みにも若干ですが個体差があります。
もちろんビールのみでなく、お水でも白ワインでも。
たっぷりと入るので冷たいスープも良いですね。